今日はホント最悪な時間割でした困った2限が休講だったから、

1限&5限だよびっくり

空き時間計算すると、約6時間悲しいさすがにオレでも帰りたくなりました(笑)ってか帰れるよ、オレでも電球でも、まあなんとか時間潰して頑張って耐えました力こぶ今日のお話はそんな待ちに待った5限の授業をヒントにしたお話です。5限の授業は「景観設計」っていう授業なんだけど、こういう授業って答えがないから、すごくむつかしい汗今まではほとんど

答えのある問題ばっかり

だったからね。でもいい機会だから、オレの今の専門(土木工学)を選んだ経緯から少しみなさんに土木の面白さ、難しさを少しでも理解してもらおうと思います電球あまり面白くないと思った人は読み飛ばしてもらって結構です笑顔

オレがこの分野を専攻しようと思った最初のきっかけは、高2の夏に「さいたま市海外派遣授業」に選ばれて、アメリカのピッツバーグっていう都市を訪れたときです。
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キレイでしょキラキラ昔はこの町は炭鉱町とし発展していたそうですが、時代の流れと共に廃れていって、公害問題等が勃発したそうです困ったしかしこれではいけないと再開発が進み、今では全米で「もっとも住みやすい町」の一つに選ばれてるんですよびっくりしかも、見ての通り川が多いので「全米で最も橋の多い町」だとか電球この美しい町並みに感動して、この道をこころざすようになりました。

身近なところにもきっかけはありました笑いうちの高校学校(桐朋高校)の前には大きなマンションビルが建つってことで非常に反対運動が盛んな時期でした。問題を簡潔に言えば、日照権太陽(冬場にグラウンドに日陰が多くでき、教育上悪影響である)と景観問題(並木の高さ以上に建造物を造るのは暗黙の了解としてできていた街づくりのルールを無視するものだ)です。
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在学当時は正直そこまで関心があったというわけではありませんでしたが、今思えばすごく刺激的な環境にいたんだなって思います電球


始めに上げだ事例ですが、一般的にはなんとなく
いいんじゃないはてな

っていう感想持つ人多いんじゃないはてな確かにオレも最初そう思ったし今でもそうです。でもね、ちょっと見方を変えれば、まったく逆にも考えられる。昔は鉄鋼業の町として栄えた町なのに、そういう歴史的背景を覆い隠して、見たかんじごまかしたのって、本当にいい街づくりって言えるのはてなこういう考えにはいろんな意見があるとは思いますが、別に全否定できる意見でもない。

同様にマンション問題の事例だって、法律的には合法だよ。それに市の財政の面を考えれば、絶対にマンションあったほうが人もたくさん入居するからプラスウインクです。

こういうふうに、これからの土木技術者はただ「つくればいいびっくり」っていうわけではなく、「多角的な視野を持つ」必要があるとホントに思います。世の中がある程度便利になると人間の考えもまた変化するからね。そして、同時に。「ハッキリとした専門性を持ち、他の意見に負けない力を蓄えることも必要だ」って思いました電球

なんか、今日は感情ばっかが先走りして、グタグタな話になってしまいました悲しいあやふやな知識でこういうことを語るのは、よくないことかもしれませんね。ただ真剣に将来について悩めることは、あるいみ幸せなのかもしれませんねラブそう考えて、これからも、自分の信じたように勉強していきたいメモと思います。